The News Masters TOKYO(ザ・ニュース・マスターズ)~新しい視点での解説が際立つ文化放送朝ワイド

The News Masters TOKYOは、2017年4月から始まった、タレント兼プロゴルファーのタケ小山さんをメインパーソナリティーとする文化放送の朝ワイド番組だ。


タケ小山さんはアメリカ帰りのため、ときおり英単語やアメリカでの生活から見たお話が聞けることもあるのだが、なんといってもタケさんの威勢のいい声を聞くことができるので、「ガツーン」と目を覚ますにはと良い番組だ。「ズドーン」という言葉がやたらとお好きらしい(笑)

 
●日替わりのNewsMasterたち

月~金曜日はコメンテーターが2人ずつ登場し、新しい知見を得ることができる番組である。どの方々のお話も学ぶことがあるのだが、そのなかでも年代が比較的近い(とはいえ最も若い方でも4歳年上なのだが)、崔真淑さんと、池田純さんが出演される日が楽しみである。

☆金曜日の崔真淑さん
崔真淑(さいますみ)さんは、証券会社での勤務経験があり、日経CNBCで最年少解説員になったことでも知られる。彼女の存在はこの番組を通して知ることになり、ちょっとしたファンである。


株式市場のことはもちろん、ニュースに出てきた企業の話題について、経済の知識を交えながら教えてくれる。女性ならではのわかりやすさ、というか、彼女の明朗さに加え、説明も明快なところが好きだ。


修士号もお持ちとのことで、ときには論文や研究を紹介する、という点では学問で裏付けられた知識を紹介するという意味でも信憑性が増す。かといってアカデミック過ぎないところもいい。2018年春からは博士課程にも通われるなど、さらなる研鑽にも余念を欠かさない。崔 真淑/Masumi Sai (@masumasu033) | Twitter

☆火曜日の池田純さん

火曜日に出演される池田純さんは横浜DeNAベイスターズの球団社長として、球団を再起させた。球団社長を退任後はラグビー界にも招聘されたというが、方向性が不一致だったようで自ら退任されている。


池田さんのテーマは「スポーツビジネス」であり、まだ比較的新しい分野とも思える。もちろんプロ野球だって歴史はそれなりに長く、例えば西武の堤義明オーナーもビジネスとして考えていたと思うが、不人気球団は閑散としていた時代もあった。


スポーツ選手自体の話は世の中にありふれている印象があるが、池田さんの話は普段あまり耳にすることがない海外スポーツ経営のことも知ることができるので、その点は重宝している。経営者として実践があるうえでのお話なので、聞くに値する。池田純 (@ikejun) | Twitter


 ●タケさんとアシスタントのアナウンサーの方も!
先日こんなことを短く書いてメッセージを送ったところ、番組ステッカーが送られてきた。ブルーのスタイリッシュなデザインだ。(ありがとうございます!)

こうしたものを見ると文化放送がFM91.6のチャンネルを持ち始めて以降の番組だということを実感させる。既存のAMのみの時代よりも、近未来的なイメージが強まったようだ。 

ちなみに毎月最後の金曜日のプレミアムフライデーには文化放送1階のサテライトプラスでの公開放送が行われていたが、朝にも2度ほど見に行ったことがある。当時は小尾渚沙アナがアシスタントだった。

野村邦丸アナは「(小尾アナは)ひとくせもふたくせもあるタケさん(の相手をしている)」と評していたが、タケさんもアシスタントのアナウンサーに話題をよくふることには好感が持てる。

2018年4月からは文化放送の女性アナウンサーのホープ的存在である西川文野アナと、NHK福岡放送局でキャスターを務めていたこともある長麻未アナが交代でアシスタントを務めている。The News Masters TOKYOは開始からまもなく2年。次の改編も乗り切れるかにも注目したい。

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